の元彼の出現で、


















本気で俺は焦っていた。















この想いを君に -19話-













「ちょ・・・先輩!!学校はッ!?」


















あえての質問に答えを返さない。











つかつかと歩く俺。










小走りで、俺にひっぱられてる。






























「・・・。俺の家、行くけどいい?」























少し人が少なくなった所でに問う。
















目を見開く彼女。




















「大丈夫。やましいことしないから。




             ただちょっと、静かな所で話がしたい。」



















俺の真剣な態度が伝わったのか、は黙ったままコクリと頷く。





















電車を乗り換えて、俺の家に向かった。
























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「汚くてごめん、ちょっと適当にどこかに座ってて。」

















を家に連れてきたのはいいものの・・・










本当に手を出さないか、心配になってきた・・・。












絶対に手、出すなよ。と自分自身に言い聞かせ、部屋へ戻った。



























「はい、コーヒーしかなかったんだけど・・・





                   コーヒーで良かった?」
















そういって、彼女を見る。












彼女はベットの上に腰掛けてた。













やっぱ部屋、片付けといた方が良かったな・・・と後悔しつつ、
























「いえ、ありがとうございます!」























そういう彼女の笑顔に、胸が高鳴った。













両親は、の家庭と同じく、仕事に出かけている。












母はいつも6時くらいに帰ってくるから、ほど淋しくないと思う。
















今はいなくても全然平気だけど、やっぱり小さい頃は淋しかった。





















だから、の気持ちもよく分かった。














そのことと、さっきの告白、元彼のことについてで、家によんだ。






















「あのさ・・・さっき、元彼と一緒になっちゃうとか言ってたけどさ・・・」

















「俺、そのままのが好きだから。」
























「元彼とか、関係ないから・・・・。」


































「やっぱ俺、が好き。」

















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