朝日に身をよじりながら、起きた。 いつの間にか、朝になっていた。 この想いを君に -16話- 俺の前に、の姿はなくって 俺には、が着ていたと思われる布団がかかっていて、 いきなり心配になって、階段をかけ降りた。 「あ、先輩!おはようございます!!」 「お前、体・・・」 「もうすっかり元気ですよー!パワフル元気って感じ?です(笑) 夜中に看護していただいたみたいで・・・ありがとうございました!!」 のこの華奢 そうな体のどこに、そんな体力があるのかと思った。 「先輩、どうしたんですか?ボーっとして。」 の声で我に返る。 「あ、いや、何でもない。」 「何か怪しいー(笑)」 こうやって話してる間に、の手からおいしそうな料理が作られていった。 俺の前に並べられる。 「朝ごはんにしましょう!!今日はちょっと気合入れたんですよ(笑)」 笑顔になるを見て、ほっとしたってのは ここだけの話。 NEXT→