そっか・・・。そうだったんだな。 この想いを君に -11話- 20分ほどでの家についた。 駅を出て、大通りを過ぎたところからまたおんぶした。 の家には前に1回来たことがあるから、覚えてた。 家の鍵を借りて、俺も一緒にお邪魔した。 をおぶったまま部屋へと運ぶ。 「の部屋、どこ?」 「2階上がって、突き当りの左です・・・。」 の部屋に入る。 すごく綺麗に片付けてあって、色は白とうすいピンクで統一されていた。 ベットにを寝かせた。 ふとんをきちんとかけてやると、 「今日はホントにごめんなさい・・・」 ぼそぼそと、恥ずかしそうに言った。 「別に気にすることじゃねぇって。」 ベットの横に腰掛けながら言う俺。 「だって・・・前もお世話になっちゃって・・・。」 「そんなんいいからさ。ってかそれよりどしたん?」 やっぱ陸上部の練習中、雨に濡れてたのが原因?とか考えた。 「情けない話なんですけど・・・彼氏に振られちゃって・・・。」 アハハ、ほんと情けないですよね。なんて寂しそうに笑うを 愛しそうに見つめる、俺がいた。 NEXT→