お、俺、、、 天才かも!!! 06 「まじ凄くねぇ!!??」 親友、とのいつかの会話。 「なー、俺と賭けしねぇ?」 「うん、いいケド、何を?」 「が出した条件を、俺がクリアしたら、は俺の言うこと何でも聞くっての。」 で、から出された条件は “英検2級、合格” や、そんなん無理でしょ とか思った俺が馬鹿だった。 英検2級とか、スゴクないですか? 受かったよ!!! さっき英語の担当教師に呼び出されたと思ったら、 受かってたよ!!! やーありがとう、俺の犠牲になったくん!!! や、誤解招きそうだから言っとくけど、 に受けてもらったとか、そんなんじゃねえからな?? は帰国子女だから、英語を教わってたってわけよ! で、俺はその喜びをに伝えたくて、廊下を爆走してるわけだ! 「ーーーーー!!!!」 の教室に来て、叫んでやる。 びっくりしたは飲んでた いちごみるく を吹きかけてた。 「もー何っ、!!?」 や、こんなところじゃ駄目だな。 「ちょっと、来い!!」 って言って、の腕を掴む。 あ、俺って結構強引な男? まーいっか。 向かった先は、屋上。 「何よ、!!」 あ、ちょっと不機嫌。 って当たり前か。 「俺、英検2級受かった!!!」 しばらく反応はナシ。 さっき俺が、信じられないようなことを言ったからだろうケド。 「えええええーー!!!?マジで!??おめでとう!!!!」 いやいや、ちょっとビックリしすぎだろうよ。 「まじ凄くねぇ!!??」 「まじ凄い!!!!」 そこにはすっごい喜んでる彼女がいて、 あ、俺 頑張ってよかったかも。 「でさ、約束、忘れてないよな?」 あ、覚えてナイっぽい。 俺、ちょっとショックかも。 「が出した条件をクリアしたら、俺の言うこと何でも聞くっての。」 あ、思い出したっぽい。 だんだん目が大きくなっていく。 おもしろっ・・・ や、そんなん言っちゃ駄目だ、俺!!! 「で、俺の言いたいことってのは・・・・」 ゴクリと唾を飲む。 「俺の彼女になるってこと!!!」