はかっこよすぎるんだよ。 モテすぎるんだよ。 毎日、不安なんだよ。 03 「俺の事見てたっしょ?」 部活してる時が1番楽しそうだね。 毎日、違う表情してる。 そんなあなたを、あたしは今日も見つめています。 「おーーい、!!パス行くぞー!!」 サッカー部のキャプテン、のあつぅぅい信頼を受けてる。 「はいはいはーい!!こっちこっち!!」 走りながら手を上げて、グランドを爆走。 走るのも速いんだなー。 「きゃーッッ、くん〜ッッ!!!」 「先輩、カッコイイー!!!」 あーだめ、のファンの黄色い声が痛い。 やっぱりファンの誰かと付き合っちゃうのかな・・・。 そんなの、ヤダ、な・・・。 気になるなら、あたしもファンに紛れればいいんだケドね。 何かあの集団苦手なんだよね。 いい顔してるなぁー・・・・・・ やっぱりカッコイイよね・・・・・・ あっっ!!! 危なっっ・・・ がこけた。 大丈夫なのかな。 え・・・--------------------- と目、合った? ううん、多分勘違いだ。うん。 もう一回、を見る。 やばっ、また 目 あった 。 ちょ・・・待って、あいつ ピース し て ない? 誰 に ?? あ た し ? 「す き 」 だめ、のこと好き過ぎて、幻覚見えてきた。 ああ でも 駄目 だ、 近くで 話した い よ あたしはずっと居た教室を抜け出し、階段を駆け下りた。 「どぅ わっ」 一瞬何起こったかわかんなくって、よく見るとあたしはこけてた。 あたしの目の前にも、こけてる人 いるし。 ユニフォーム ? サッカー 部 かな ? 「おあぁぁい ー・・・」 このしゃべりかた って もしかしてさ なんじゃ ないの ? 「俺 の事 見てたっしょ?」 顔、赤い よ ? 「さっきの 聞い て た ?」 え、 やっぱり あれって あたし・・・に ? 「ごめん 俺 のこ と 好 き 」 恥ずかしそうに下を向く 「ごめん、あたしも好き だか ら さ。」