「おい」








本日5回目














彼女の部屋!今日も遅刻すんのかよ!」








なかなか起きない彼女に 怒鳴ったのは







俺 
















「あっ、いけない!!」










そう言ってベットから飛び起きたのは









俺の幼馴染 そして最近 俺の彼女になった


























「お前なー、俺が毎朝起こしに来てやってるからいいけどさー」















彼女は 朝が苦手である














「やーごめんねっ。目覚まし止めた記憶なくって」











えへっ と笑いながら弁解するのは いつものこと













「いいから早く着替えなよ」











そう言って の部屋を出て のお母さんにあいさつをして 玄関を出る








「クン、毎朝悪いわね」なんていうおばさんに



とびっきりの笑顔で「いえ、俺としても嬉しいんで」と




昔からのイメージを崩さないため いい人を演じる









昔から 俺はの「目覚ましくん」だった







毎朝 の部屋に行って起こしては 一緒に登校して





時に 一緒に遅刻する









それが今も変わらず続いてる
















なんつーか の部屋はピンク系の女の子らしい部屋で





寝ている彼女には ピッタリな部屋だけど






起きてからは 似合わないと言ったほうがいいかもしれない














・・・起きたらうるさいし
















まー の部屋は の匂いがすごいして










俺は好きなんだけど(変態くさい!?
















「っ、ごめんね!」






なんて急いで出てきた彼女だけど しっかり化粧はしてあって












「・・・飯は?」って聞いたら









「食べる時間なんかないよ!」って言う彼女。 












化粧する時間あったら 飯食えよ とか言いたいけど











我慢 我慢














「力でねぇだろ?」









って聞いてみたら やっぱり









「うん」








って言う彼女







しゃーねーから 元気の源分けてやるよ







って言いながら

















彼女を引き寄せて 小さな唇にキスを落とした













「ちょっ・・・!!!」












真っ赤になりながら怒る彼女を置いて







俺は鼻歌を歌いながら 学校へ向かった















毎朝の始まりは 彼女の部屋















俺の 大切な場所




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かおるさんからの拍手のお題リク。

あたしも朝弱いんですよ。汗

起こしに来てくれる人とか・・・いいなぁ(ぁ