くだらない。 もう二度と。 あんたホントにウザいんだケド。 あたしの取らないでくれない!? はあんたのこと嫌ってるから。 調子に乗るんじゃないよ。 くだらない。 別にあたしはをあんたから取ったんじゃない。 第一、あんたのじゃないでしょ? 付き合ってないじゃん。 「あ〜〜〜、ウザ。」 靴の中に入ってた手紙。 と一緒に帰ってたんだけど、多分こういう類の手紙だと思って と別れてから、読んだ手紙。 うざい。 あたしは半年前くらいに引っ越してきた。 こっちで出来た友達がだけ。 前の学校では結構ハデにしてたから、 こっちの学校では合わない。 そして、出会ったのが。 くらいなんでも話せて、相談にのってくれたりもする。 はモテるから、こういう嫌がらせは慣れてる。 「ホント、うざい。」 「何が?」 じゃん。 「どったの?」 あんたのことだって。 「に対するラブレター。」 「うっそ!?マジで!?? ってか何でが持ってるよ?(笑)」 そう言ってに手紙を見せた。 「・・・・・・・・・・。」 「の熱狂的なファンみたいなんがいるのねー。」 正直、悔しい。 あんな奴らに、との関係言われることが。 「さ、悔しくないの?」 「悔しいに決まってるじゃん。」 何たっては大事な友達だし? ってか友達以上なのかも知れないし? 「俺は、かなり悔しいよ。」 「俺、のこと嫌いじゃないし。 ってか、むしろ好きだし。」 思わず、顔がニヤけた。 の真剣な顔、久しぶりで。 何かおかしくって。 「俺、真剣だよ?」 「それくらい見たら分かるよ。」 「付き合ってくれ。もうこんなこと言われないように。」 「うん。」 それからしばらく、前みたいな手紙が来てたけど、 全部が破り捨ててくれて。 その度に、甘い甘いキスを くれました。